6月15日、カタールW杯後、初の代表戦が行われた。
メンバー発表時から、楽しみにしていた。
開始早々に、相手選手が退場してしまったこともあり、ある意味難しい試合になってしまったが、この試合について語る。
旗手 怜央の充実ぶり
フロンターレ時代から旗手の無双ぶりには注目していた。
フロンターレ、セルティックと所属クラブでは多大な貢献、活躍はしてきたが、何故か代表ではここまで、目立った活躍がなかった。
しかし、今日の代表戦でその才能を一気に見せつけたのではないか。
やはり、インサイドハーフが旗手が一番活きる。
サッカーIQの高さを感じるプレーが幾度も見えた。そして、特質すべき運動量。
あのポジションではバランスも大切だが、FWを追い越す動きが不可欠。
三苫との左サイドの崩しは見事。三苫のドリブルは誰しも知っているが、パスもうまい。旗手の動きをしっかり見ており、タイミング良いパスが供給されていた。
追い越す動きで攻撃の厚み、動くことでスペースが空き、更に三苫等のドリブルが活きてくる。
追い越すとなると、後半途中から出場した川辺もいい動き出しをしていた。次戦ペルー戦で、もう少し長い時間見てみたい選手である。
攻撃もさることながら、守備でも守田等といい連動をしていた。
フィジカルも強く、ボールの奪い方もうまい。奪った後のパスから得点にも繋げた。
相手のレベルと10人になってしまったことを考慮すると、評価判断は難しいが、それでも良いパフォーマンスを発揮したと私は思う。
更なる活躍を期待したい。
古橋 享梧の決定力
後半20分から出場した古橋。
さっそく、代表初ゴールをあげる。
相馬の精度の高いクロスで、合わせるだけだったといえば、そうかもしれない。
しかし、得点する前にしっかりとDFのマークを外す動きをしている。非常に面白い動きであった。
そして、教科書通りの地面へ叩きつけるヘディングシュート。
しっかりと決めてみせた。
さすが、スコットランドリーグ得点王だ。
プレー時間が短かかったが、前からのプレッシングも以前の古橋と違う雰囲気を感じた。
自信に溢れているように見えた。
ペルー戦では是非、スタメンで使ってもらいたい。
裏への抜け出し等、古橋の一番のストロングポイントを代表戦でも見せてもらいたい。
久保、三笘の存在感、中村への期待
最後におまけで、この試合で気になった選手を少し。
スペインリーグ、プレミアリーグで活躍してる久保と三笘は「さすが」の一言。
ボールを持つと、雰囲気を感じる。
簡単にボールを失うことは少なく、タメをもたらし、仕掛けることもできる。
得点シーンやビックチャンスを作ってる時は絡んでくる。
また、途中出場の中村敬斗も今後期待したい選手だ。
独特の仕掛けと、シュートのうまさを感じた。
やはり、海外で結果を残してる選手はたくましく成長しているように感じる。
次のペルー戦、森保JAPANはどんな戦いを見せてくれるのか?
更なる期待をしましょう。
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