浦和レッズVS川崎フロンターレ戦をDAZN観戦。
私だけだろうか?
年々凄みが増していると感じるのは。
川崎フロンターレ3連覇の立役者となった家長。
この試合でも輝いていた✨
試合をコントロール
フロンターレはいつも通り、ボールを保持してリズムを作ろうとする。
しかし、序盤はレッズの守備の強度も高く、なかなかうまくボールが回らない。
すかさず、家長がボランチの位置まで下りてきて、ボールを散らし始める。
大島、脇坂、シミッチとテンポの良いパス交換で徐々にフロンターレのリズムに。
そんなポゼッション中に、家長は相手の股を抜くパスや、グラウンダーでは通らない浮かしたパスなど、魅せるプレーも随所に。
相手を押し込む展開となり、家長のいわゆるスイッチの入る縦パスや、山根とのワンツーから、ビックチャンスを演出。
この時間帯でフロンターレは1点欲しかった。
家長のゲームを読む力、サッカーIQの高さを感じる前半であった。
圧倒的な技術とフィジカル
後半に入ると、前半に比べボールタッチは少なくなったが、ボールを持つと何かをやってくれそうな雰囲気ぷんぷん。
前半にも何度か見たが、ラインぎわでボールを受ける前に相手に体をぶつけブロックし、ふところを作る。
それから、遠い足(ほぼ左足)でキープしながら、前を向く。
キープしている間に、周りのサポートも入り、容易にボールをつなぐことができる。
前を向けば独特のリズムで、相手との距離が遠ければパスを選択、近ければドリブルで仕掛け、相手は飛び込めない。
後半10分頃の浮き玉のトラップから、相手2人に囲まれてもキープするプレーは、簡単そうに見えるが、高い技術が凝縮したワンプレーだ❗️
後半ロスタイムでも、キレが衰えず、ドリブル突破は見事。
37歳とは思えない、フィジカルだ。
家長・大島・脇坂は日本代表クラス
フロンターレのパスサッカーの質は、Jリーグのチームの中で、1、2を争う。
そんな質の高いパスサッカーの中心は脇阪、大島、家長だ。
3人とも、日本代表で十分やれる選手だが、怪我や色々なタイミングが合わず、代表ではあまり活躍ができていない。
大島は度重なる怪我で、非常にもったいないサッカーキャリアだと感じる。
この試合のプレーを見ても、サッカーセンス溢れるプレー満載であった。
特にドリブルで逆をついて剥がすプレーや、縦パスを入れるタイミング、パススピードは絶品に感じる。
家長はこのタイミングで日本代表に召集されても、誰も異論はないのではないか?
数年、Jリーグで高いパフォーマンスを発揮、チームとしても個人としても結果を出している。
唯一心配なのは守備か。
しかし、フロンターレでもサボらずに守備時もいいポジショニングをとっているように思う。
守備で頑張る選手ではないが、頭が良い選手なので、どこを切るとか、戦術理解度は高い。
日本代表が苦手な、相手に引かれた時の攻撃時に家長は活きてくるのではないか。
おそらく、森保監督は召集しないだろうが‥
今季、フロンターレはJリーグであまりいい順位にいないが、やってるサッカーは相変わらず面白い。
みなさんも是非、フロンターレの試合を見てみて下さい。
そして、注目は家長昭博。
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