⚽浦和レッズレディース VS INAC神戸⚽

サッカー関連

リーグ優勝を占う大一番❗️

気持ちの入った好ゲーム⚽

さっそく、見ていきましょう!

浦和の連動した守備

前節ベレーザ戦同様、前半序盤から、浦和が前から圧力をかける。

神戸はGK山下からビルドアップを試みるも、浦和の激しいプレスを回避できず、

うまくボールを回せない。

守備から浦和が徐々にリズムをつかむ。

特に猶本塩越柴田の距離感が良く、バランスが非常に良かった。

距離感が良いので、ボールを奪った後も、効果的な短いパス交換で、

ボールを保持する時間が増え、攻撃のリズムもつかんでいく。

猶本 光のトップ下らしからぬ守備力

前節のポスト直撃の惜しいフリーキック。この試合の惜しいミドルシュート(技術の高いボレー)や、

自らの仕掛けからスルーパスを通すなど、猶本は攻撃でのプレーで違いを見せている

両足でタッチできるドリブルも少し独特で、体を張ったキープもうまく、ファウルもうまくもらう。

そんな攻撃に加えて、守備での貢献度もとても高いと私は感じる。

この試合も、2人のボランチと連動し、3人で囲んでボールを奪う場面が多く見られた。

トップ下のポジションであるが、低い位置にいることも多く、3人で流動的にポジションチェンジをし、

いい距離感を保てていた。特に前半は。

そして、この大事な1戦に懸ける闘志あふれるプレーでチームを鼓舞していたように見えた。

塩越 柚歩のセカンドボール奪取力と変態タッチ

浦和の良いリズムを作った一人として、塩越をあげたい。

サッカー漫画「GIANT KILLING」大阪ガンナーズの窪田を彷彿とさせる選手だ!

(「GIANT KILLING」通称ジャイキリ、読んでない人はすいません。)

ポジショニングや予測が良く、ボールがよく塩越の前にこぼれてくる。

セカンドボール=こぼれ球を回収し、攻撃につなげていく。

この五分五分のこぼれ球を拾うことで、ボール保持率を高めることができ、

サッカーにおいてとても重要なことである。意外と目立たないところであるが・・・

このこぼれ球を回収し、確実に味方につなぐことができるのが塩越だ。

パスではなく、ルーズボールなので、難しいボールをトラップし、味方へしっかりつなぐという、

言葉で言うのは簡単である。トラップする技術はもちろん、周りも見えていないと、

再度、相手にボールを奪われることもある。

塩越のボールタッチは、いわゆる「変態タッチ」に近い。

小野伸二の変態トラップがよく紹介されているが、あれに近い。

足首が非常に柔らかく、独特のタッチで両足のアウトでのパスを多様する。

1点目のシーンも、塩越のアウトというかインステップに近いスルーパスから生まれている。

浦和の攻撃のリズムを作っている選手の一人である。

また、以前に比べハードワークもでき、是非、なでしこジャパンに再度招集してもらいたい!

INAC神戸の意地

前半は、完全に浦和のペースであったが、さすがにこのままでは終われない神戸。

昨年の覇者の意地が後半見えた。

田中 美南の意地の同点弾

後半、高瀬を投入したことで神戸のリズムに。

浦和の守備の圧力も前半に比べるとあまりなく、徐々に神戸のボールまわしにリズムが生まれる。

そんな中、一つのミスを逃さないのがストライカー田中だ。

こぼれ球を拾うと、またぎフェイントから左足でのシュート!

シュートまでが速く、対応した石川も必死に足を伸ばすが、田中の速さが上であった。

見事、同点ゴールを突き刺す。

前半から、田中がボールに絡むと違いを見せていた。

スケールの大きい、センターフォワードらしいFWである。

後半はオープンな展開

後半は前半と違い、両チームの良さが出て、ゴール前での攻防が増える。

お互い決定機を何度か作るが、決めきれない。

そんな中、上記以外で個で気になった選手を紹介したい。

INAC神戸では山下・竹重

まず、神戸では存在感あるGK山下 杏也加

キーパーとして雰囲気(相手を威圧するようなイメージ)もあり、キック技術、シュートストップが抜群にうまい。この試合でもビックセーブを連発。

山下でなければ、2失点ですまされなかっただろう。

W杯でも山下の活躍に期待したい!

もう一人はDF竹重 杏歌理

楽しみなDFが出てきたという印象だ。

身長172cmとサイズもあり、まだ荒削りな部分はあるが、ビルドアップがうまい。

特にくさびのパスを怖がらずにどんどん入れられるのは期待値が高い。

もう少し精度を高めたいが、かなり質の高いパスを何本も通していた。

今後、なでしこジャパンに選出してもらいたい選手だ。

浦和レッズレディースでは石川

浦和ではDF石川 璃音

なでしこジャパンに既に招集されていることもあり、フィジカルを生かした守備はさすが。

相手エースFW田中とのマッチアップは見応えがあった。

田中もフィジカルが強い選手であるが、互角以上に対応していたと思われる。

失点シーンでの対応は後手を踏んだが、オフェンスが良い状態で対峙する1対1の対応は今後の課題か。

今後、なでしこジャパンの主軸になるような存在になってもらいたいと期待したい!

最後に

前節のベレーザ VS レッズレディース戦同様、なでしこジャパンに選出されたことのある選手が、多くおり、この試合も非常にハイレベルな試合であった。

結果は2ー1でレッズレディースの勝利。

浦和の決勝ゴールも相手のミスをついたゴールで、今季の浦和の勝負強さを感じる勝利であった。

この勝利で浦和のWEリーグ優勝に王手をかけた状態に。

次節、浦和の優勝が決定する可能性もあり!

今季のWEリーグも大詰めに・・・

それでは、みなさん、本日もブログをご覧頂きありがとうございました。

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