湘南ベルマーレ🆚セレッソ大阪。
香川を見たくて、この一戦を解説。
やはり、輝いてた⚽
好調セレッソ大阪の原動力
セレッソのシステムは4-4-2。
香川は奥埜とのダブルボランチ。
奥埜の気の効くプレー、香川の存在感、攻守においてダブルボランチが躍動していた。
香川のボランチ
香川と言えば、トップ下というイメージが強い。
DFラインと中盤の間でボールを受けるのがうまく、たくさんボールタッチをして、攻撃にリズムを作り、自ら仕掛けることもでき、スルーパスも出せるいわゆる司令塔だ!
しかし、今年Jリーグに復帰してからは、1列下でプレーすることも多い。
この試合に限っては以前の香川と比べ、ボールタッチ数は少ないように感じたが、
ボランチとしての香川真司も輝いていた。
相変わらずのテクニックは健在で、正確なサイドチェンジや何気ないトラップ一つを見ても、
技術の高さを感じる。
また、ちょっとしたポジショニングの修正でパスコースを限定し、味方をうまく動かして、守備のスイッチを入れているように感じた。
相方の奥埜とのバランスも良く、2人でボールを奪いきる場面も見られた!
非常に存在感があり、この試合1点目も香川の見えないアシストのように感じた。
左サイドバック山中のクロスをレオセアラのヘディングで先制するが、レオセオラの前に香川が走り込んだ。
ただでさえ気になる香川が飛び込んでくれば、湘南のDF陣は香川に気をとられる。
その結果、レオセオラがフリーでヘディングシュートを放ち、先制に成功した。
攻守で存在感を見せた香川。
香川のボールタッチの数が増えれば、更にセレッソは良くなるのでないか。
今後、セレッソは優勝争いに絡んでくるかもしれない。と感じた。
キムジンヒョンと山中亮輔
セレッソのピックアッププレーヤー。
キムジンヒョンのビルドアップ
現代サッカーにおいて、GKのビルドアップの役割は大きい。
正確なフィードで一気に攻撃のチャンスを演出、時にはセンターバックのような役割も期待される。
GKを交えてのつなぎが当たり前となっており、このつなぎがめちゃめちゃうまいのがキムジンヒョンだ!
足下の技術も高く、多少のプレッシャーを受けても、長短の正確なパスを出せる。
もちろん、本業のシュートストップ能力も高い。
この試合でもビックセーブを見せていた。
セレッソにとって、キムジンヒョンは守備はもちろんであるが、攻守で大きな役割を担っている。
山中のキック精度
日本代表に選出されたこともある、左サイドバック。
左効きで左足のキックはすごいの一言!!!
この試合でも1点目をアシスト。
素晴らしい精度の高いクロスであった!
また、この試合幻のアシストが後2つあった。
いずれも精度の高いクロス(1本はフリーキック)であったが、オフサイドの判定であった。
また、山中の場合、クロスだけでなく、ビルドアップでも自分の特徴をうまく生かしている!
正確なサイドチェンジや質の高いくさび等で一気に局面を打開できる!
この試合でも1本のパスで相手のプレスを回避した場面が多く見られた。
このパフォーマンスが続けば、日本代表への復活も期待したい!
湘南ベルマーレでは小野瀬康介
ベルマーレでは、小野瀬が攻撃にアクセントを加えていた⚽
ガンバ大阪などで活躍していたテクニシャンであるが、この試合でもその片鱗を見ることができた!
くさびのパスを入れられる選手は数多くいるが、その中でも質の高いくさびのパスを入れられる選手は限られてくる。
小野瀬はその質の高いくさびを入れられる選手だ。
そして、ボールを失わない。
相手の足が出てきた瞬間、ちょこんと浮かし、味方につなぐプレーもあった。
何気ないプレーであるが、周りがよく見えていて、余裕がないとできないプレーである。
浮かさなければ、ボールを失っていたシーンであった!
終わりに
Jリーグ2023年シーズンが開幕して約3か月。
ここまで、元日本代表組の活躍が目立つ。
今回紹介した香川真司、大迫勇也、武藤嘉紀等等。
そして、個人的には鈴木優磨、家長昭博の活躍も気になる。
家長は今シーズンだけでなく、この数年素晴らしいパフォーマンスを継続している!
これから、夏場になり、体力的にも厳しい時期となる。
このパフォーマンスを継続できるかで、チームの勝敗に影響が出そうである!
ここから更にJリーグを盛り上げてもらいたいと思う!
そして、日本代表選出もこのパフォーマンスが続けば、十分考えられる!
更なる奮起を期待したい!
それでは、みなさん、本日もブログをご覧頂きありがとうございました。
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