⚽ヴィッセル神戸VS横浜Fマリノス⚽

サッカー関連

注目のJリーグ上位対決。

両チーム共に素晴らしく、質の高い試合でした。

今後のリーグを占う一戦と感じました!!!

結果

ヴィッセル神戸 2ー3 横浜Fマリノス

ヴィッセルの躍進

ここまで、J1リーグ首位を走るヴィッセル神戸。

今期リーグ戦初めて見ました。

チームメンバーを見れば、驚きのない順位ですが、昨季までなかなか結果が伴わなかった。

今期の躍進を紐解いていきたいと思う。

守備の連携

一番感じたのは守備の強度の高さ。この試合に関しては、3失点したものの、守備の良さを非常に感じました。マリノスはキーパーから繋ぐサッカーでしたので、大迫、武藤、汰木が前線からプレッシャーをかけ、パスコースを限定し、ボランチからディフェンス陣がしっかりと奪いきる。

神戸の守備がはまっていた時間が多かったものの、ここはさすが、昨季王者のマリノス。神戸の厳しいプレスを徐々にはがせるように。はがすことで、マリノスの時間帯となり、前半幸先よく2点を先制した神戸に対して、前半で2点差を追いつく。さすが、昨季王者の試合運びだと感じた。

バルサスタイルからの変化???

神戸のサッカーのイメージはスペインのバルセロナを彷彿とさせるパスサッカーのイメージが私は強かったのですが、この1試合を見て印象が変わりました。

両センターバック、本多・山川がロングボールを蹴りわける場面が終始見られた。しかも、そのキックの質が高く、ビルドアップの中心と感じた。もちろん、ボランチ等を経由しビルドアップする場面も見られたが、ロングボールからサイドでチャンスを作る場面が多く見られた。

そして、やはり大迫、武藤、汰木のスリートップの破壊力はすごい!3人がロングボール等をおさめることができ、攻撃にリズムをあたえているように感じた。非常にコンディションの良さを感じた。相変わらずの大迫のポストプレー、武藤のプレースピードの速さ・フィジカルの強さ、汰木の仕掛けの速さ。このパフォーマンスが続けば、3人とも是非日本代表に再度招集してもらいたいと感じた。

ヴィッセルピックアッププレーヤー

今季の神戸を支えているのは、あまり目立たないが齊藤未月だと私は感じた。

一言で言うのは難しいが、敢えて言うなら「バランス力」

いぶし銀の山口蛍と非常に良い距離感・関係性が築けているように思えた。

守備に定評のある齊藤を今季獲得したことが、ここまでの躍進につながっているように感じた。

昨季までは山口蛍や、サンペールが中盤、チームのバランスをとっていたように思えるが、2選手共、どちらかというと、攻撃にも絡める選手。

バランス力、守備の強度の点では、齊藤の方がが上だろう。

齊藤より攻撃的なボランチの山口がよく生きており、ゴール前に顔を出す機会も多く、得点にも絡み、自らもゴールをあげている。

サンペールも1つ前でプレーすることができ、更に生きてくるのではないか。

齊藤の加入で中盤のバランス、守備力の向上でチーム全体が安定。それにより、山口等が積極的に高い位置をとり、攻撃の厚みも生まれ、チーム全体がいい方向に向かっている。元々、個々の能力の高い選手が多くいるので、最後まで優勝争いする可能性を感じた。

マリノスピックアッププレーヤー

マリノスで一番気になった選手はアンデルソン・ロペスだ。

今まで1試合通して、しっかりと見たことがなかったので、フィジカルを生かしたゴリゴリ系の選手だとイメージしてました。

しかし、そんなイメージは一変しました!

フィジカルはイメージ通り強いですが、それに加えて非常にクレバーで頭の良い選手だと感じました。

神戸の激しいプレスをはがすにあたり、アンデルソン・ロペスのポストプレーはかなり効いてました。

マリノスのビルドアップは元々、非常にうまいですが、アンデルソン・ロペスのとこで、ボールがおさまることにより、そこからサイドへ展開でき、水沼の質の高いクロス等でチャンスが生まれていました。

決定力も高く、今季の得点王争いに絡んでくる選手でしょう!

まとめ

結果はマリノスの勝利でしたが、神戸の時間帯の方が多い試合だったように私は感じました。

ここがサッカーの面白い点でもあります。

いくら良いゲームをしても、勝利に繋がらないこともあるのが、サッカーの醍醐味でもあります

そして、我らが群馬県前橋育英高出身のマリノスのセンターバック角田涼太朗

マリノスのセンターバックとして、スタメンに名を連ねるのは非常に嬉しいです!

今日の試合ではいくつか大きなミスもありましたが、左足のキック精度の高さを生かしたビルドアップは今後を期待せずにはいられないプレーでした。

マリノスのレギュラーはもちろん、中心選手となり、世界へ羽ばたいていってもらいたい選手です。

アーセナルの富安のような選手になれるのではないか、と個人的には非常に期待しています。

それでは、みなさん、ブログをご覧頂きありがとうございました。

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